天香茶行
宜興紫砂壺 小西施(武松・赤茶)
宜興紫砂壺 小西施(武松・赤茶)
商品コード: chen22 メール便不可
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中国江蘇省宜興市
中国に行ってお茶屋さんにいけば北京でも上海でもすぐに見つかる紫砂の茶器。中国で最も有名な陶器です。その歴史は宋代に遡り、明代には宜興窯の名は広く知られるようになります。
その特長は主に、
1.雑味を吸着し、茶の味を引き立てる
2.保温性が高く、湯を入れて触っても熱くない
3.長く使うと味が出る。養壺という言葉がありますが、長く使うと表面に独特の光沢が出て美しい姿となります。また、内側も茶の成分を吸収し茶の香りを強める。
などが挙げられます。
武松作 小西施壺(赤茶)
西施壺は明代末の紫砂作家、徐友泉が創作したと言われています。徐友泉は非常に有名な時大彬と交流があり弟子にあたる人。紫砂茶壺の世界ではこのように歴史上の大家のデザインが定番として根付くことが多く、それぞれの作家がニュアンスを変えながら受け継いでいます。 ただ、西施壺の場合は歴史というと創作者よりもネーミングの方が注目されます。西施は中国四大美人のひとり、本名・施夷光。西施が河辺に立った際、その影を見た魚が泳ぐのを忘れ沈んでしまったという逸話から、四大美人を表す「閉月羞花沈魚落雁」の沈魚にあたるとされています。越が呉に敗れた後、越の范蠡の計により西施は呉王に献上されます。後に越が呉を滅ぼすと、范蠡は越王は共に苦労はできるが、共に楽しむことはできない人柄だとして、素早く引退し斉へ移り商人として大成功します。西施のその後については、范蠡が連れて斉へ行き共に暮らした、入水した、越王によって落水させられた等、諸説あります。ともあれ、この柔らかな形状が西施を思い起こさせるということでこの茶壺にはこの名がつけられることとなりました。 サイズは60mlと、かなり小さい茶壺となります。 作者は武松氏。1963年生まれ、中国工芸美術学会会員、2009年の宜興全手工大賽で入賞などの経歴をもつベテラン作家です。 茶漉部分は7孔です。
※紫砂壺の容量記載について 紫砂壺以外の器は、形によるものの満水の7〜8割程度が適量ですが、紫砂壺は湯をいっぱいに注いだ後、蓋をして茶をあふれさせるのが基本の使い方です。そのため、あふれた後、蓋を取って残った量を容量として記載しています。
サイズ 手〜口92mm×径64mm×高59mm
容 量 60ml
製造地 中国江蘇省宜興市
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茶葉・茶器の安全性
天香の茶葉は中国と台湾から購入しています。茶葉はもともと自然の葉を高熱で処理し乾燥させたものなので、空気に触れて酸化し味が落ちてしまったり他の食品の匂いが移ってしまうという風味上の問題、湿気によってカビが生えてしまうといった問題など、密封保管していれば比較的品質の劣化の少ないものです。そこで輸入の際に安全という面から問題になるのはもっぱら残留農薬の問題です。
当店の中国茶と台湾茶・茶器は中国および台湾で製造されたものです。それぞれの地域により安全性への取り組みに違いはありますが、いずれも食に関わるという意識のもと厳重な管理を行っています。
台湾検査機関による検査
台湾の生産者さんは日本の基準を把握しており、SGSなどの検査機関により残留農薬検査が行われています。また、南投茶商公会のコンテスト茶は全件農薬検査の上、香味・外観の審査がされています。
検疫所による正規手続
日本に荷物が到着した際には検疫所に正規の届け出を行い、モニタリング検査・命令検査など検疫所の行う手続きに従い国内に持ち込まれます。茶器についても国内持ち込みの前に鉛のような重金属などが溶出しないかといった規格検査をし成績書を取得しないと販売用に輸入することはできません。
国内検査機関による自主検査
中国産の茶葉については疑問を抱く方も多いことから、さらに、国内検査機関による農薬一斉検査を実施しています。
天香茶行について
お問い合わせ 平日10時30分~18時
TEL 03-6915-5764 FAX 03-6915-5765
天香茶行では、中国・台湾のお茶と茶器を現地から直接買い付け輸入販売しています。中国茶といえばペットボトルでも売られている烏龍茶のイメージがありますが、ひとくちに烏龍茶といっても色香味のバリエーションはとても豊富。さらに烏龍茶はいわゆる中国茶の六大分類によれば青茶と呼ばれていて、他にも緑茶・黒茶・紅茶・白茶・黄茶があり、これだけでも中国茶の幅広さが想像できると思います。茶葉や茶器にも発展の歴史があり、日本とは違ったスタイルの奥深い喫茶文化があります。
天香茶行のコンセプトは私たちがおいしいと感じ、面白いと感じるこの中国茶の世界を皆さんにも身近に感じていただきたいというもの。そこで茶葉と茶器を選ぶ際には「質の良いもの」「安全なもの」「特色のあるもの」「普段使いができる価格」といった基準を大切にしています。
例えば、上の写真は天香の仕入先がある台湾中部、標高2000mの梨山農場の様子です。霧が多く日照時間が制限される梨山は苦み・渋みの少ないお茶を育てる条件に恵まれています。そんな環境に恵まれた茶葉を昔ながらの人海戦術で手摘みし、ベテラン製茶師が火入れの工程を管理してできるのが当店で販売している梨山烏龍茶です。産地ごとに製法は異なりますが、いずれも真面目にお茶作りに取り組む人たちの努力の結晶です。茶器や飲み方も含め、中国茶の世界に触れてみていただければ幸いです。
これは美味しかったといった励ましの言葉はもちろん、こんな品はないのかといった要望や厳しいご意見などお気軽にお寄せください。できる限り皆様の声を活かして良い店作りができるよう頑張ります!
天香茶行 小林
注意事項
耐熱ガラス製品についての表示 使用区分/熱湯用 耐熱温度差/120度 電子レンジ・直火による加熱不可。洗浄の際、研磨剤や金属たわしは使わないでください。