凍頂烏龍茶
凍頂烏龍茶、低発酵バージョン
日本でも有名な凍頂烏龍茶は、台湾の南投県にある凍頂山で栽培された青心烏龍種の烏龍茶です。当店では長らく南投県のコンテストを経た銀牌・金牌の茶葉を販売してきたのですが、こちらは同じ生産者さんのコンテストを経ていない手摘みの優良な茶葉です。
実は、台湾で飲んだものと同じ、違う、といったご感想をいただくことがあるのですが、これは必ずしも品質の良し悪しによるものとは限りません。凍頂という同じ産地で、青心烏龍種という同じ茶種であっても、焙煎・発酵などの違いにより様々なバリエーションが生み出されます。当店では清香・米香という名称で焙煎度の異なるお茶を販売していますが、香ばしさという点でわかりやすい焙煎度に比べると発酵度の違いは微妙なもので、年によって茶葉の仕上がりも違いますので、発酵度による違いはあまり強調してきませんでした。でも、中国茶を勉強している方や、自分のお気に入りの茶葉を探している方の参考になればということで販売してみることにしました。
生産者さんには極力同じ条件の茶葉を使い、発酵度の違いがわかりやすいように焙煎はごく軽めで、それぞれ低発酵と中発酵に仕上げてもらうように依頼しました。こちらは低発酵、およそ20〜25%程度の茶葉です。
ちなみに、お茶の発酵というのは微生物による発酵ではなく、酸化発酵のことで、リンゴが赤くなるのと同様の現象です。緑茶は不発酵茶、紅茶は全発酵茶、その間が烏龍茶で半発酵茶・部分発酵茶と呼ばれます。先に発酵度の違いは微妙と書いたのですが、もちろん緑茶と紅茶は大きく違います。しかし、凍頂烏龍茶における発酵度の違いは、低発酵が20〜25%なのに対し、中発酵では30〜35%くらいで、いずれも低い部類。もちろん厳密にその数字で仕上がるわけではありませんので、時にとても微妙な違いとなってしまいます。烏龍茶の特徴は緑葉紅シャン(金へんに襄)辺と言い、緑の葉で辺縁部分が赤いといわれるのですが、こちらの低発酵タイプの茶葉ではほとんど赤みは見ることができません。茶湯の色も中発酵に比べると薄い黄緑色、中発酵に比べると不耐泡といって長持ちはしませんが、茶葉がもともと持っている清い香りと淡い甘味を楽しむことができます。
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●容量・重量などの表記について
紫砂壺は、あふれさせて使うという特性上、満水で蓋をして残った水の量を容量としています。それ以外の茶壺は、蓋をせず満水にした量を満水量、使う際に通常入れる程度の量を容量として表記しています。いずれの器も、通常入れる量というのは測定者の主観により多少変動します。容量の他、重量やサイズも、個体差があったり、ロット毎に違いがあったりするため、ある程度の誤差があるものとお考えください。
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