ガイド茶葉・茶器の安全性
天香の茶葉は中国と台湾から購入しています。茶葉はもともと自然の葉を高熱で処理し乾燥させたものなので、空気に触れて酸化し味が落ちてしまったり他の食品の匂いが移ってしまうという風味上の問題、湿気によってカビが生えてしまうといった問題など、密封保管していれば比較的品質の劣化の少ないものです。そこで輸入の際に安全という面から問題になるのはもっぱら残留農薬の問題です。
当店の中国茶と台湾茶・茶器は中国および台湾で製造されたものです。それぞれの地域により安全性への取り組みに違いはありますが、いずれも食に関わるという意識のもと厳重な管理を行っています。
台湾検査機関による検査
台湾の生産者さんは日本の基準を把握しており、SGSなどの検査機関により残留農薬検査が行われています。また、南投茶商公会のコンテスト茶は全件農薬検査の上、香味・外観の審査がされています。
検疫所による正規手続
日本に荷物が到着した際には検疫所に正規の届け出を行い、モニタリング検査・命令検査など検疫所の行う手続きに従い国内に持ち込まれます。茶器についても国内持ち込みの前に鉛のような重金属などが溶出しないかといった規格検査をし成績書を取得しないと販売用に輸入することはできません。
国内検査機関による自主検査
中国産の茶葉については疑問を抱く方も多いことから、さらに、国内検査機関による農薬一斉検査を実施しています。